IT化が進む現代社会において、システムの24時間稼働は生活に必要なあらゆるサービスの必須条件です。携帯電話やクレジットカードはもちろんのこと、オンラインサービスの進歩によって金融や物流も24時間稼働が前提条件となっています。
しかし、実際の運用に関しては交代制で運用要員が業務にあたっているのが現実です。私たちの生活を便利にするシステムのすべては人の手によって守られており、わずかなミスも許されません。運用要員にとって心身ともに負担が大きく、人員の確保も難しいのが現状です。
代表の三角が疑問を感じ続けていたこの仕組みを変えようと、運用の自動化の開発に着手したのが2005年。失敗を繰り返しながら、2011年に現CTOでありIPA未踏 スーパークリエイタである服部の開発参画により、システム 運用自動化プラットフォーム「Kompira」が誕生しました。
これにより、今まで人手に頼ってきたシステム運用を自動化し、人的ミスを大きく減少させることに成功したのです。
運用自動化のメリットは人的ミスの削減だけではありません。運用に多くの時間を割いてきた運用要員の心身に余裕が生まれたのはもちろんのこと、業務の効率化によってさらなる開発の時間を得ることができるようになります。これにより、生産性の向上も可能になるのです。
私たちは情報システムの分野の中でも、人手によるモチベーションを保ちにくいシステム運用の業務を自動化し、生産性を向上させて、システム運用業務に携わっていた時間を、付加価値を提供できるシステム改善や要望保守業務に専念出来るよう、ビジネスの進化と個々人の豊かな生活を保つ事に役立っていきたいと考えています。