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2020.10.15

誰でも簡単に監視システムから上がる不要なアラートを自動フィルターする 「Kompira AlertHub」を提供開始
「出社ゼロ構想第二弾!」人依存のシステム運用をDX化し、 膨れ上がるシステム運用コストを最大70%削減へ

 株式会社フィックスポイント(本社:東京都渋谷区、代表取締役 三角正樹、以下、フィックスポイント)はシステム運用業務の自動化を検討・導入する企業を対象に、監視システムから上がる不要なアラートを自動フィルターする「Kompira AlertHub」の提供を10月1日より開始しました。属人的なアラート判断業務を自動化する「Kompira AlertHub」は、「Kompira Sonar」「Kompira Pigeon」に続き、フィックスポイントが掲げる「出社ゼロ構想」の第二弾として重要な役割を持つサービスとなります。

【提供背景】

昨今、システム運用業界では、5G、IoT、AI、ARなど最新テクノロジーの出現や、Withコロナにおけるリモートワーク等での通信量急増により、業務量が著しく増加しております。そのため人依存の運用に限界が生じ、迅速なデジタルへのシフト(=自動化・DX化)を求められているのです。

一方で、自動化・DX化を行うためには開発スキルの持ったエンジニアが必要で、エンジニア不足により自動化を進めることが難しい企業も多く存在します。フィックスポイントは、2013年の創業以来「次の自動化の世界をつくる」をモットーに、システム運用自動化プラットフォーム「Kompira」(※)の開発・提供など、長年にわたって企業の運用業務の自動化に努めてまいりました。だからこそ、自社の知見を活かすことで非エンジニアでも簡単に自動化できる、本サービスを提供するにいたりました。

サービス概要
■名称:Kompira AlertHub
■概要:複数の監視システムからの監視アラートを受け、ルールに従った自動フィルタリング、アクション実行を行います。
■対象:システム運用の自動化を検討する/進めている企業
■価格:月額1万円~(※個別相談)

【サービスの特徴】
「Kompira AlertHub」を利用する事で、月に数万件から数百万件のアラートを受けて対応しているオペレーションセンターのTier1の業務が最大70%自動化されます。大量アラート(秒間2000件(弊社実測値))を捌ける、システム単位、ネットワーク単位、データセンター単位でアラートを集約できる事が特徴です。

(フロー例)

  • 複数の監視システムからの監視アラートを「Kompira AlertHub」で受信
  • 事前に定義されたルールに従って自動でフィルター
  • 対応が必要なものだけ自動でインシデント登録、電話エスカレーションなどのアクションを実行

 


【導入実績】
既に大手通信会社や官公庁での採用が決まっております。
NTTコミュニケーションズが開発を進める運用基盤「X Managed Platform™(クロスマネージドプラットフォーム)」においては、既にリリース済の「Kompira Sonar」、「Kompira Pigeon」と共に、ServiceNow等と連携して運用プロセスにおけるオペレーション業務の一元集約を実現します。

X Managed Platform™

「出社ゼロ構想」とは
フィックスポイントは、今後さらなる運用業務の自動化・オペレーションセンターにおける稼働工数の削減を実現し、常勤稼働者のさらなる低減を支援します。
最終的にはフルリモート、つまり「出社ゼロ」での運用業務が可能となる技術開発・サービス提供を目指します。これ私たちの目指す「オペレーションセンター出社ゼロ構想」です
※出社ゼロ構想は三段階で完結を目指しており、今回の「AlertHub」のリリースは第二弾となります 

第一弾:「オペレーションセンター自動化支援ソリューション」提供開始(4月28日発表)

「Kompira Sonar」「Kompira Pigeon」「Kompira Enterprise」の機能を適用し、オペレーションセンターで必須な「障害対応」「セキュリティ対応業務」「申請による構築、設定変更業務」などの業務自動化を可能にするソリューションを提供開始

第二弾:「アラート判断業務自動化サービス Kompira AlertHub」リリース(10月15日発表)

エンジニアで行っていた自動化を、誰でも簡単に、クラウド、データセンター、オフィスネットワークからの監視アラート判断業務を自動化するサービスを10月1日より提供開始

第三弾:セキュアな共同作業を可能にする「セキュアリモートアクセス」提供(21年2月リリース予定)

多要素認証による本人確認、アクセス履歴や操作ログの取得、ユーザー毎の作業記録、画面共有による共同作業などの機能を提供し、リモートアクセスのセキュリティを強化

株式会社フィックスポイント 代表取締役 三角 正樹【略歴】
 1996年、新卒でCRC総合研究所(現・伊藤忠テクノソリューションズ)にITインフラ構築エンジニアとして入社。2003年に独立し「株式会社フォースクーナ」を設立。数百社のシステム運用の監視等を行う。

 そこで、オペレーションセンターやデータセンター、情報システム部門等、システム運用をヒューマンパワーで維持する体制に限界がきていることを痛感し、システム運用自動化プラットフォームの開発をスタート。5年間、試行錯誤を繰り返し、現在の「Kompira」が完成。
 2013年に株式会社フィックスポイントを立ち上げ、「次の自動化の世界を作る」をビジョンにシステム運用自動化の啓蒙と、多角的なサポートを行う。                                                    

【Kompiraについて】

Kompiraシリーズは、「運用の仕組みを変える」ための、運用自動化に特化したソリューション・サービスです。「Pigeon」「Sonar」をはじめとする業務ごとの自動化サービスを始め、システム全体の運用自動化を実現する「Enterprise」をシリーズとして提供しています。これらのサービスを単体、または連携させたソリューションで、「運用の仕組みを変える」を実現致します。
「Kompira AlertHub」アラート判断業務自動化
「Kompira Sonar」構成管理自動化サービス 
「Kompira Pigeon」エスカレーション電話自動化サービス 
「Kompira Enterprise」システム間連携処理基盤 

【会社概要】
会社名:株式会社フィックスポイント
設立:2013年4月
代表取締役:三角 正樹
事業内容:運用自動化サービス「Kompiraシリーズ」の提供、業務コンサルサービス、運用自動化導入サービス、保守サービスの開発・提供
所在地:東京都渋谷区渋谷1-7-1 渋谷S-6ビル5階
Webサイト :https://www.fixpoint.co.jp/